1・上野〜夜行列車〜青森


1988年3月、青函連絡船はその役割を青函トンネルに渡し、引退しました。
しかし6月〜9月の青函博覧会（青森会場／函館会場）の期間中、臨時運航されました。
前年8月に乗れずに見送った私は、同級生の友人川崎のカラス氏と旅立つことにしました。
行きは連絡船、帰りはトンネルを通るルートで計画しました。


中学生の当時は東京の郊外に住んでいましたので、出発は上野からとなります。
当日は昼間から周遊券が使える夜行急行列車を待ったような気がします。


8月16日夜、「急行 八甲田」号が入ってきて、無事席を確保しました。
この真っ赤な「EF65」と大書きされた機関車は大当たりらしいです！
寝台列車ではないですし、なかなか寝られなかったのではないかな。


翌朝、青森に着いたところで、これが青函トンネルを走る「快速 海峡」です。

しかし、どうやら今では特急電車だけになって、これも過去の風景となったようです。


こんな列車も停まっていました。港が見える場所に行ってみます。


前年と同じ位置から、まず、青函連絡船「十和田丸」を見送ります。
この連絡船臨時運航はこの「十和田丸」と「羊蹄丸」の2隻で行なわれています。